ダマシとは、テクニカル分析などで売買サインが出たものの、相場がそのサインとは全く逆方向に動いていくことをいいます。
だましが起こるのは、多くの投資家が注目している場所または売買サインだからと言っても過言ではありません。
たとえば、「レンジブレイク」と言うサインがありますが、レンジブレイクするとブレイクした方向へ大量の買い(売り)が入ります。
その一方で、レンジブレイクした場合、一瞬にして大きく価格が上がる(下がる)ので、その動いた分を利用しようと、ブレイクした方向と反対方向に売り(買い)を入れる投資家もいます。
買い・売りの圧力が多いかで、レンジブレイクが成功するか、失敗するかになります。
結果として、レンジブレイクが失敗したときにダマシだったということになります。
ダマシを見極めることは利益を狙えるチャンスであり、逆に資金を失わないための防衛です。
ダマシ回避は投資家の永遠のテーマになっています。