21.預入れた証拠金以上の損失が発生する場合がある

通常は、強制決済されると、ポジションを建てるのに使用していた必要証拠金が残ります。

しかし、為替相場の急変により強制決済されると、決済された価格が不利な価格となり、損失が大きくなってしまう場合があります。

特に注意しなければならないのが、ポジションを保有したまま週を跨ぐ場合、
土日に何か大きな出来事や事変があると週末金曜日の終値と月曜日の始値の間で値段のかい離が発生する場合があります。

その場合、保有しているポジション方向(買い・売り)と逆に相場が動くと、強制ロスカットされる水準よりも不利な価格で決済され、必要証拠金が残らず、預入れた証拠金以上に損失が発生する場合があります。

預入れた証拠金以上の損失が発生した場合、取引口座の証拠金残高がマイナス表示になります。

投資家は証拠金残高がマイナスになった分を取引業者に入金して補てんしなければなりません。

レバレッジを大きくすると利益が大きくなりますが、損失も大きくなるので、注意が必要です。