01.レバレッジとは

レバレッジ(てこの原理)とは、担保となる手元の資金(証拠金)にレバレッジ(倍率)をかけて、何倍もの金額の取引することです。

レバレッジに比例して、損益も大きくなります。

外貨預金をする場合、10万円の資金であれば外貨換算で10万円分の取引しかできません。

レバレッジをかけた取引をする場合、たとえば、10倍のレバレッジを使うと、取引できる金額が10万円の10倍、外貨換算で100万円分の取引をすることができます。

 

 

外貨預金・現物株式投資を行う場合は時価相当額での取引になります。
例:株価・為替レートが計算上100万円の場合の運用額は100万円

 

外国為替証拠金取引を行う場合は時価総額に対して少額の資金で取引することができます。

日本国内の取引会社の場合、個人の場合は、最大レバレッジは25倍になります。

法人の場合はレバレッジの制限はありませんが、100倍、200倍というところが多いです。

個人の場合、最大レバレッジは25倍なので、外貨換算で100万円の場合、4万円の証拠金で取引をすることができます。

100万円(外貨換算)÷25(最大レバレッジ)=4万円
レバレッジをかけた取引では、手元の資金(証拠金)に対して、大きな金額を運用することになるので、レバレッジが高ければ高いほど、大きな利益になったり、大きな損失になったり、資産価値が大きく変動します。

為替相場が投資家のポジションに対し急激かつ不利な方向に大きく変動した場合、
損失拡大を防止するため、投資家が保有するすべてのポジションが強制決済(強制ロスカット)される可能性もあります。

レバレッジ効果により、小さな資金で大きな利益を得ることが可能ですが、
その反面、預入れた資金をすべて失う、あるいは預入れた資金以上の損失が発生する可能性があります。