14.順張り(じゅんばり)

順張りとは、価格が上昇傾向にあるときに買い、下落傾向にあるときに売るといった、相場が動く方向に合わせて売買する注文方法です。
注文方法は、相場の流れに乗るので、成り行き注文や逆指値注文が基本になります。

買うタイミング

レンジを上方向にブレイクしたら買う
前回の高値を超えたら買う


売るタイミング

レンジを下方向にブレイクしたら売り
前回の安値を割り込んだら売る

などといった方法がよく知られています。

 

順張りのメリット

相場の流れに乗るだけなので、利益が出しやすく、投資の基本ともいえます。
順張りは、利益を伸ばして損切りを小さくするというのがポイントになります。
そのためには、トレール注文を利用して損小利大のトレードにしましょう。

 

順張りのデメリット

青天井で価格が上がり続けるということはありませんので、順張りで買った価格が高値となり、天井を掴んでしまうかもしれないということが最大のデメリットです。

そして、うまく相場の流れに乗れても、すぐに売ってしまうと利益が小さく、逆に下がってしまったときに損切りが遅れてしまうと損失が大きくなってしまうこともあります。