04.単純移動平均線(たんじゅんいどうへいきんせん)

単純移動平均線とは、過去数日から数百日の通貨価格の平均を示したもので、
例えば「5日移動平均線」は5日間の通貨価格(終値)を合計して5日で割って平均化し、算出した通貨価格を日々算出して線(チャート)にしたものです。

「25日移動平均線」は過去25日、「75日移動平均線」は過去75日の通貨価格(終値)をそれぞれ合計して25日、75日で割って算出して線(チャート)にしたものです。

他のテクニカル分析に移動平均線を加工して使用するものが多くテクニカル分析の原点です。

通貨価格の変動を平均化することにより、その通貨の全体的なトレンドを把握しやすくなります。

短期線が長期線を上回った場合はゴールデンクロスといい、
その銘柄が上昇トレンドに入っていると一般に言われており、買いシグナルとなります。

逆に短期線が長期線を下回った場合はデッドクロスといい、
その銘柄が下降トレンドに入ったことになり、売りシグナルとなります。

赤いラインは5 日の移動平均線です。
青いラインは20 日の移動平均線です。