FX取引をする場合、大切な資金をFX取引業者に預入れる必要があります。
国内のFX取引業者はお客様から預かった証拠金は会社の資産とは別に管理し、全額の信託保全を行うことが義務化されています。
信託保全されることにより、取引会社が破たんした場合でも預入れている証拠金や決済損益、評価損益及び未実現スワップポイントを加減した金額がほぼ毎営業日保全されているので受益者代理人を通して返還されます。
FX取引業者が破たんすると、信託保全されていた資金が、
まず、受益者代理人に行ってから、投資家へと返還されます。
破たん時の受益者代理人が社内の人になっていると、最悪の場合、流用されたり、持ち逃げされたりする場合も考えられます。
大事な資金ですから、念には念を入れて、破たん時の受益者代理人が社外の人（弁護士など）になっている会社を選んだほうがよいです。
受益者代理人が社外（弁護士など）になっていることがWebサイトに掲載されている取引業者を紹介します。
信託先はFX取引業者により異なりますが、信託先は銀行でも信託会社でも信用度は同じです。
信託された資金は信用度が非常に高い（ほぼ元本保証）短期金融市場で運用されています。
通常時
FX取引業者は投資家から預かっている証拠金金額を毎営業日算出し、預かっている証拠金以上の資金を信託先に信託しています。
投資家から預かった証拠金を信託保全としてそのまま信託先に信託されていると思われがちですが、投資家から預かった証拠金を預託しているのではなく、FX取引業者の手持ち資金を信託先に信託しています。
FX取引業者が破たんしても、信託先にFX取引業者が預託した資金があるので、その資金が証拠金として受益者代理人を通して投資家に返還されます。
FX取引業者が破たんした場合
