06.取引システムの安定性

取引をする上で、取引システムの安定性も重要になります。

取引システムの安定性とは取引システムが正常に稼働しているかのことです。

取引システムが正常に動かなくなる原因として

・取引システムに何らかの障害が発生する
・為替相場が乱高下して注文が処理しきれずにシステムダウンする

などがあります。

取引システムに障害が発生すると、

取引画面にログインできない
売買注文が出せない
入出金ができない
レートが見られない
成行注文が成立しない

ということが発生します。

特に、ポジションを保有している場合は決済ができないので利益が少なくなったり、損失が大きくなったりします。

また、新規注文が出せないので結果として将来の利益を喪失する可能性もあります。

システム障害が発生すると、システムが正常に動き出すまで指をくわえて待つしかありません。

システム障害が100%発生しないという会社はないので、
会社のサイトにシステム障害発生のお知らせが少ない会社を選ぶようにしましょう。

また、複数の取引業者で口座開設することにより、
1つの取引業者でシステム障害が発生しても残りの取引業者で取引することができます。

保険として2~3社程度の取引業者で口座開設されることをお勧めします。