為替レートが変動した場合と政策金利が変動した場合、どのくらいスワップポイントが変動するか計算してみます。
基準は下記のものとします。
政策金利差:1.90%
為替レート:豪ドル/円=90円
取引数量:10,000通貨
90円×10,000通貨×1.90%÷365日=46.84円
豪ドル/円の為替レートが90円から100円に上がると、
100円×10,000通貨×1.90%÷365日=52.05円
スワップポイントは46.84円から52.05円に上がります。
逆に豪ドル/円の為替レートが90円から80円に下がると、
80円×10,000通貨×1.90%÷365日=41.64円
スワップポイントは46.84円から41.64円に下がります。
政策金利差が1.90%から2.90%に上がると、
90円×10,000通貨×2.90%÷365日=71.50円
スワップポイントは46.84円から71.50円に上がります。
逆に政策金利差が1.90%から0.90%に下がると、
90円×10,000通貨×0.90%÷365日=22.19円
スワップポイントは46.84円から22.19円に下がります。
スワップポイントは日々の為替レートの変動や、政策金利差などにより計算されているので、毎日変わったり、定期的に変わったりします。
FX取引をスワップポイント目的で取引する場合、比較的長い期間で取引することが多いです。
政策金利や為替レートの変動により、今までスワップポイントが受取りだったものが支払いになる可能性もあります。
スワップポイントの変動は、特に政策金利による影響が大きいので、政策金利発表に注目するようにしてください。