Pipsの説明ページで、
「ドル/円の場合は「円」「銭」、ユーロ/ドルの場合は「ドル」「セント」など、通貨ペアにより動く単位が異なるので、
為替レートが動く単位をすべての通貨ペア共通でPipsと呼んでいます。」と説明しました。
通貨ペアの変動単位はPipを使用することにより呼び方は共通ですが、
ドル/円の場合は「円」「銭」、ユーロ/ドルの場合は「ドル」「セント」など、通貨ペアによりPipの価値が異なってきます。
すべての通貨ペア共通で、1Pipあたりの価値を計算する方法は下記になります。
USD/JPYなど右側の通貨がJPYの場合は、0.01が1Pipになります。
1万通貨の1Pipあたりの価値を円で求める計算は下記になります。
0.01 × 10,000通貨 = 100円
EUR/USDなど右側の通貨がJPYではない場合は、0.0001が1Pipになります。
1万通貨あたりの1Pipの価値を円で求める計算は下記になります。
EUR/USD・GBP/USDなど右側の通貨がUSDの場合
0.0001 × 10,000通貨 = 1USD
1USDを円にする場合は、
1USD × 現在のUSD/JPYレート = 円の価値
となります。
右側の通貨がJPY以外の場合、
右側の通貨を円で表示している通貨ペアの価格を見ることで簡単に1pipあたりの円での価値を計算することができます。
たとえば、1万通貨の取引の場合
EUR/USDの1Pipの価値はUSD/JPYの価格と同じになります。
EUR/GBPの1Pipの価値はGBP/JPYの価格と同じになります。
USD/CHFの1Pipの価値はCHF/JPYの価格と同じになります。
一目でわかるように一覧表を作成しました。
取引をする際の参考にしてください。