レバレッジの考え方は2種類あります。
１つめ
国内のFX取引業者では個人口座の最大レバレッジは25倍です。
この25倍というのは先ほど説明した通り、取引する通貨ペアの取引総額の4%が
ポジションを建てるのに必要な証拠金から計算されています。
つまり、ポジションを建てるのに使用する証拠金に対して取引総額25倍の取引ができます。
２つめ
レバレッジはお客様が証券会社に預け入れている証拠金額に対して
どのくらいの総取引金額を取引するかで決めることができます。
例：取引業者に預け入れている証拠金が100万円のとき
ドル/円のレートが100円の時に1万通貨の取引をした場合、
100円×1万通貨＝100万円（総取引金額） となるので、
預入れている証拠金100万円に対して総取引額が100万円なので、
レバレッジは1倍になります。
ドル/円のレートが100円の時に2万通貨の取引をした場合、
100円×2万通貨＝200万円（総取引金額） となるので、
預入れている証拠金100万円に対して総取引額が200万円なので、
レバレッジは2倍になります。
同じように、
総取引金額で300万円の取引をすると、レバレッジは3倍になります。
特にFX取引初心者の方は、まずはレバレッジを抑えた取引から始めることをおすすめします。
そして、FX取引に慣れてきたら徐々にレバレッジを上げるようにしましょう。
まずはレバレッジ2倍～3倍、高くても10倍くらいまでにしましょう。