為替相場が動く理由の一つに経済指標発表というものがあります。
経済指標は、その国の景気動向を表すバロメーター(体力測定のようなもの)になっています。
一般的に、
国の景気がよければ、経済指標の数字もよくなり、
その国の通貨が買われて高くなります。
逆に、国の景気が悪ければ、経済指標の数字も悪くなり、
その国の通貨が売られて安くなります。
経済指標発表は、日曜日、元旦、クリスマス等を除き、
ほぼ毎日どこかの国の経済指標の発表があります。
ほとんどのFX取引会社のサイトには、経済指標カレンダーといって、
各国の経済指標の発表日時や事前予想、前回の数字などを見ることができる場所があります。
経済指標の発表により、為替相場が大きく動く、または、トレンドが変わる場合があるので、取引をされている場合は、必ず確認するようにしましょう。
また、FX取引会社の取引画面のニュース項目には、
経済指標発表が予定されているものや発表と同時に速報として経済指標の数字が流れるものもありますので、有効活用するようにしましょう。
経済指標発表は公表する国の分だけ多々あり、すべてを見るのは大変です。
これだけは覚えておきたいという経済指標があります。
特に雇用統計や政策金利発表には注目が集まり、発表される数字により、
為替相場が大きく変動しますので、覚えておいてください。
毎月の第一金曜日は米国の雇用統計の発表が予定されており、
注目が一番集まります。
米国の雇用統計の発表により、
今後1か月の為替相場のトレンドが決まると言っても言い過ぎではありません。
雇用統計
・米非農業部門雇用者数+失業率
・豪新規雇用者数+失業率
など
・豪新規雇用者数+失業率
など
政策金利発表
・米FOMC(連邦公開市場委員会)政策金利発表
・欧州中央銀行(ECB) 政策金利発表
・豪中銀(RBA)政策金利発表
・中国人民銀行(PBOC)政策金利発表
など
・欧州中央銀行(ECB) 政策金利発表
・豪中銀(RBA)政策金利発表
・中国人民銀行(PBOC)政策金利発表
など
要人発言
・米FRB議事録
・ECB総裁定例記者会見
・日銀総裁定例記者会見
など
・ECB総裁定例記者会見
・日銀総裁定例記者会見
など