略称:EOS 発行上限:10億EOS 時価総額ランキング :5位 発行開始:2017年6月 ブロック生成時間:3秒
概要
- 約180億円調達した超大型ICO
- イーサリアムと同様、分散型アプリケーションプラットホーム通貨
特徴
① 圧倒的なトランザクション処理
EOSの最大の特徴は、そのトランザクション処理能力の高さにあります。
EOSは何と1秒間に数100万件のトランザクションを処理することができます。
ビットコインは1秒間に3~7件、イーサリアムでも1秒間で15件程度なので、その差は歴然ですね。
トランザクションの処理能力の高さは、情報のやり取りの速さに密に直結します。
ビットコインやイーサリアムは、まだまだ送金詰まりを起こしますが、エオスはその問題を解決し得るプラットホームの役割を担うことが期待されています。
② トランザクション処理にお金がかからない
EOSは圧倒的な処理に加えて、なんとトランザクション処理(送金)に手数料がかからないのです。
ブロックチェーンに大量のトランザクションを無料で処理できるという活気的な仕組みになっております。
大量というと、個人よりも企業向けかもしれませんね。
③トークン自体は無価値
EOSの特殊なところとして、「トークンが無価値である」ということをホワイトペーパーに明記していることです。
EOSのシステム(プラットホーム)を開発するのにお金が必要だったので、純粋に資金集めのお礼にトークンを返したとしています。
イーサリアムであれば送金に手数料(ガス)がかかるのでETHの用途もありますが、現状EOSは手数料が必要ではないのでEOSトークンの用途が無いのです。
今後注目しておくべきポイントやイベント
今後の開発状況に期待
EOSは、トランザクション処理能力が他の仮想通貨と比べて群を抜いて高いなど、その技術力には今後も非常に期待できます。
現に、保険や金融の格付けを行う会社のワイスレーティングは2018年1月24日に格付けを発表し、イーサリアムと同様の最高ランクBを付けました。
新参者でも格付けで上位にその名を連ねるということは、その技術力、そしてシステムのアップデート情報には目が離せませんね。
また、現在EOSトークンは無価値だと言われていますが、今後開発者側がなんらかの形でEOSトークンに価値を持たせる可能性も十分に考えられますので、トークン含めEOSにはかなり期待です。