03.ルーメン(ステラ)/XLM

略称:XLM
発行上限:なし(1000億XLM+年1%増加)
時価総額ランキング :8位
発行開始:2014年7月
ブロック生成時間:約2~5秒

 

概要

  • ブロックチェーンを利用した銀行・決済システム・人を繋ぐプラットホーム系通貨

 

特徴

① 迅速かつコストをかけずに安心して送金できる通貨

XLMは既存の金融システムの複雑さに異議を唱え、それを改善するために作られています。

インターネットで誰もが電子メールを送ったりできるように、ステラのプラットホームでは手数料が安価で、かつスピーディに送金が可能なのです。

というとリップルとかなり似ていますよね?

ステラは基本、リップルの仕様をベースに作られているのです。

リップルとの大きな違いとしては、リップルは金融機関などの法人での利用をターゲットとしているのに対し、ステラは個人間での取引利用をターゲットとして作られているのです。

 

②開発を非営利団体が担っていることによる安全面の担保

ステラの開発は民間企業ではなく、非営利団体のStellar Development Foundationが担っています。

それにより、団体の透明性や、安全対策、ガバナンスが重要視されているので、使用者にとっても安心できる点です。

 

③ 発行上限が毎年1%増加

XLMの最初の発行枚数は、1000億枚でXRPと同様です。

違いとしては、XRPは毎回取引されるごとに減少していくので毎年減る仕組みであることに対して、XLMは毎年1%総量が増えていく仕組みになっているので、XRPに比べて価格は上がりにくいと言えるでしょう。

 

 

今後注目しておくべきポイントやイベント

流動性の高まりに期待

リップルと同様、まずステラは価格上昇を目的にしておらず、流動性を高める(採用機関を増やす)事に重きを置いています。

現にステラはフランスのパリに本社を置く免許送金業者で採用され、顧客は水や電話等に対し国境を越えた支払いが可能になったり、ナイジェリアの通信業者で採用されたりと、その便利さは注目されつつありますので、今後も提携期間の発表には注目です。

04.エオス/EOS