略称:XEM 発行上限:約90億XEM 発行開始:2015年3月 ブロック生成時間:約1分
概要
- コミュニティを大切にし、平等な富の再分配を目指す仮想通貨
特徴
① コミュニティを愛し、コミュニティのメンバーに富が分配される仕組み
BTCはマイニング会社(高い計算能力を持つ者)が一番報酬を得られる仕組みで、マイニング会社の独占という部分も問題視されていますが、XEMの場合、マイニングの仕組みを取っておらず、ハーベスティングという仕組みをとっており、XEMを10000枚以上保有している人であれば誰でも報酬(XEM)を受け取る権利が得られます。
もちろんXEMをどれだけ多く持っているか、どれだけ取引を行ったかによって報酬の量が変わりますが、BTCのマイニングに比べ、気軽に参加しやすい、また開発者に日本人がいるという背景から日本において非常にコミュニティが強い通貨の1つです。
最近では、渋谷にNEMバーがOPENするなど、その人気は絶大ですね。また、送金スピードが速く、セキュリティが強固なのも魅力の一つです。
② 誰でも独自トークンを発行できる
NEMの大きな特徴としては、誰でもNEM上で独自トークンが発行できるという点です。
インターネットでいうドメイン取得みたいなものですね。NEMはイーサリアムのようにそういったプラットホームを用意してくれていて、気軽に参加できる仕組みなので愛されているのですね。
今後NEM上で様々なアプリケーションが開発され、その中で通貨としてのXEMがどういった役割を担うのかについて…非常に注目すべきポイントです。
今後注目しておくべきポイントやイベント
カタパルトの実装
ネムは2018年中に「カタパルト」と呼ばれる大幅アップデートを控えている事でも注目されています(2021年5月現在、アップデート進行中です)。
一応界隈では5月中に発表されると言われています。
カタパルトは簡単にいうと処理能力が高まり、送金スピードが格段に速くなるというメリットがあります。
送金スピードが速いとされるXRPよりも速くなるのです。
送金スピードが速くなるから何?と思われるかも知れませんが、仮想通貨は誰でも自由にかつスピーディに価値のやり取りができるという共通認識がある以上、送金スピードの向上等のイベントは注目すべきなのです。