略称:BCH 発行上限:2100万BCH 発行開始:2017年8月 ブロック生成時間:約15秒
概要
- ビットコインのスケーラビリティ問題を補うために生み出された通貨
- 2017年8月に誕生し、発行枚数はBTCと同じ
特徴
①ビットコインに比べトランザクションの処理能力が高い
BTCは現状、10分間に1メガバイトの容量しか送金できない事から、よく送金の詰まりを起こす事があります。
それに比べBCHは10分間に32メガバイトの容量をこなすこ事ができます(2018年までは8メガバイトでした)。
単純にBTCの送金容量の32倍をこなす事ができることから、現状決済にはBCHの方が向いているのではないかと言われており、今後長期的に注目度が上がってくる可能性もあるでしょう。
かつ、BTCについては送金が混雑すればするほど、送金手数料が高くなるという性質を持っているので、昨年その点が非常に問題視されていました。
②マイニング会社からの支持が高い
もう1つの大きな特徴としては、大手マイニング会社やそれらを取り巻く人物達がBCHを非常に支持している事です(2018年4月時点。2021年5月時点では変化が見られます)。
BCHもBTCと同様に送金の際、マイニング会社が承認作業を行い、その承認作業によってBCHを報酬として受け取り、それを市場に売ることによって儲けている仕組みを取っています。
マイニング会社から見るとBTCとBCHは貴重な収入源ですが、ここは仕様の問題で、技術的な事は省いてお話しますが、仮にBTCもBCHも同じ価格だった場合、同じ労力をかけたとしてもBCHの方が多く報酬をもらえる仕組みになっているのです。