06.ビットコインが抱える問題点について

先程はビットコインの将来性について述べましたが、もちろんビットコインが完璧だという訳ではなく、様々な問題を抱えています。

ここでは、私が考えるビットコインの問題点を3点にまとめてお話ししていきます。

 

① スケーラビリティ問題

ビットコインの問題の一つ目として、スケーラビリティの問題が挙げられます。

前提として、ビットコインは送金申請をすれば、だいたい10分以内で相手に届くという特性を持っています。

しかし、それと同時にビットコインは10分間に処理できる容量が1メガと制限されております。

簡単にいうと、10分間に送金できる容量に制限があるということです。

つまり、同時に送金したい人が増えれば増えるほど容量に限界がきて、どんどん送金のスピードが遅くなってしまうのです。
かつ、その送金が混雑している時には、送金手数料が高騰してしまうのです。

なぜ、送金手数料が高騰するのかというと、先程ビットコインの送金はマイニング会社が承認作業をするというお話をしましたね。

そして、マイニングは混雑時には手数料が高い取引から順番に処理をするという特性をもっているのです。

簡単に例えると、ビットコインの送金が非常に混雑して容量オーバーしている時に、私がビットコインを一早く送りたいのを前提として、「誰よりも手数料高く積むから早く承認してー!!」といった事が可能なのです。

なんか、オークション会場みたいですね。

ビットコインの送金混雑時は、このような仕組みで手数料が高騰していくのです。

 

② ガバナンス問題

2つ目の問題点はガバナンス問題です。

前提として、ビットコインは紙幣とは違い管理者がいない(非中央集権)というのが1つの魅力でした。

しかし、ビットコインの送金にはマイニング会社の承認作業が必須であることから、実際マイニング会社が管理者じゃないか?という意見が多いのです。これをマイナー集権 ※15とも呼びます。

確かに、マイニング会社はたくさんのスーパーコンピューターのようなマイニング用機械を揃え、大量の電気代をかけてマイニングしてビットコインを得ていることから、1番儲かるべき立ち位置にいると言えます。

大量にビットコインを持っている人は誰だ?と考えると、すぐにマイニング会社に関わる人物をイメージしてしまいます。

それにマイニング会社の中でも有名な人物、例えばジハンウーさんのツイッター発言1つで、ビットコインやそれを取り巻く仮想通貨価格に密に影響のあったケースもこれまで多々見られました。

ですので、私の中でもビットコイン=完全なる非中央集権と言い切ることは少し違うような気もしています。

影響力を持ったマイニング会社の動向1つで価格が左右されるのですから、これも1つの問題点ですね。

 

③ 投機要素が強すぎる

3つ目は、まだまだ投機要素が強すぎるという点です。

これは問題点というよりは、いずれは落ち着いていかないと実需(決済)では使えないよね、という意味ですし、ビットコイン以外の通貨にも言えることです。

ビットコインは、2017年12月末に約230万円の値段をつけ、そこから約1ヶ月で約70万円まで下落しました。

これだけ聞いたらとんでもないですよね?とてもじゃないですが、これだけ価格差があると、決済で使える訳がないことくらい誰でもわかりますし、自分が230万円で掴んでいたらと思うとゾッとします。