先ほどの説明の通り、通貨ペアの売りと買いの価格差のことをスプレッドといいます。
スプレッドが投資家の取引コストになり、取引会社の手数料になります。
取引手数料が0円の会社であっても、スプレッドの取引コストは必ずかかります。
このスプレッドは取引会社により幅が違いますので、取引会社を選ぶ際のひとつのポイントになります。
スプレッドが狭いと、利益になるまでの変動幅が少なくてよいですが、
広いと、利益になるまで多くの変動が必要になります。
例として、ドル円のスプレッドが2銭の場合と5銭の場合で比較してみます。
スプレッドが2銭(2pips)の場合
スプレッドが5銭(5.0pips)の場合
スプレッド幅の違いにより、差が出ることが確認できたと思います。
スプレッドが狭ければ狭いほど、投資家にとっては有利になります。