15.逆張り(ぎゃくばり)

逆張りは、相場が行き過ぎたときの反動を狙う取引で、下げた時に買い、上げた時に売る、またはレンジ相場が続いているときには上限で売り、下限で買うといった、価格が動く方向とは反対方向に売買する注文方法です。

注文方法は相場の流れと逆に取引するので、成り行き注文や指値注文が基本になります。

買うタイミング

レンジ相場の下限に来たら買う
相場が大きく下げたら買う


売るタイミング

レンジ相場の上限に来たら売る
相場が大きく上げたら売る

などといった方法がよく知られています。

 

逆張りのメリット

安い時に買い、高い時に売ることになるので、上がり始めや下げ始めで売買できる可能性が高いので、動いた分まるまるの利益を狙うことができます。

相場が大きく動けば動くほどその反動も大きくなるので、下げ始めや上がり始めでエントリーするため動いた分まるまる取ることが可能です。

一般的に相場はレンジ7 割、トレンド3 割と言われているように、レンジ相場の割合が多いので、それだけトレードチャンスが多いということです。

そして、なんといっても「安く買って高く売る」という投資の本質に基づいた売買なので、わかりやすいということです。

 

逆張りのデメリット

相場が下げた時に買い、上げた時に売る取引なので、相場が反転しない場合、損失が増えてしまいリスクが大きくなるのが最大のデメリットです。

逆張りをする際はストップを入れて損切りを徹底する必要があります。